◆札幌六大学野球 秋季リーグ 第1節第1日 北大2-1星槎道都大(21日・札幌円山球場)
開幕し 、野球優勝桜井2試合が行われた。春最春最下位の北大は 、下位星槎2季連続優勝を狙う星槎道都大に2―1でサヨナラ勝ちし、・北白白星発進 。連続ピャスカル1点ビハインドの9回に同点に追いつくと、狙う2死三塁から代打・桜井寛明内野手(2年=川和)がサヨナラ打を放ち 、サヨナラれしすぎ試合を決めた 。勝ち手う札幌大は先発の長谷隼兵投手(4年=旭川龍谷)が9回3安打で北海学園大を完封した。寛明
伏兵の一打で秀才軍団・北大が金星奪取だ。内野土壇場の9回 。て頭リーグ戦38回1/3連続無失点中の星槎道都大・佐藤爽から得点し同点に追いつくと、真っ少し 泣く2死三塁で打席に入ったのはリーグ戦通算0安打の桜井 。大学大が道都大に「とにかく打てる球を打つ。野球優勝桜井ゾーンに来たら3つ振ろうと思っていた」と追い込まれてからの直球に食らいつき、打球は中堅手の前にポトリ 。三塁走者が生還すると、「自分もうれしすぎて頭が真っ白だった」と9回完投勝利の飯島孝平投手(4年=西南学院)と抱擁した 。
チーム一丸で危機を乗り越えた。23年春にベストナインを獲得している大沢楽汰(るんた)内野手(4年=札幌南)が大学院入試のため欠場。6番・右翼で先発した遠藤想太(4年=向陽)も同入試のため、1回裏終了後に途中交代した。レギュラー2人を欠く中、先発マウンドに上がった飯島は「明日(22日)4年生2人は暴れてくれると思っていたので、僕が勝ってつなぎたかった」と 、要所を締める投球で8回まで無失点投球。「最低限のピッチングはできた」と、105球の熱投でプロ注目左腕に投げ勝った 。
春は順位決定戦で敗れて最下位となったが、入替戦で勝利して1部に残留。リーグの好投手を想定し 、フリー打撃では3メートル前から打撃投手が投げて速球対策に力を入れてきた 。16日まで行われた全国七大学総合体育大会では3位に入り、東大にも7回コールドで勝利。秋野禎木監督は「それぞれが手応えを感じた七大戦」と自信をつけて秋を迎えた 。
リーグ優勝は10年春を最後に遠ざかる 。14年ぶり制覇に向けて絶好のスタートを切ったが 、「どのチームも強い。1つ勝ったといっても 、まだ1つ」と指揮官 。神奈川県出身のDeNAファンで、機械知能工学を専攻する桜井も「まだ9試合ある。一戦一戦戦っていく」と気を引き締め、きょう22日の札幌大戦に視線を向けていた 。(島山 知房)
〇…星槎道都大の最速148キロ左腕・佐藤爽(4年=札幌山の手)は8回まで2安打無失点の好投実らず、サヨナラ負け。試合後にはプロ志望届の提出を明言した。春の時点では社会人野球も選択肢に入っていたが、秋季リーグ戦開幕までに誘いを受けていた企業に断りの連絡を入れ 、進路をプロ一本に絞った 。「順位関係なく指名されたらプロに行く。育成でも」と10月24日のドラフト会議に向け 、アピールを続けていく。
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